14日、広島豪雨土砂災害現場視察後、栗原俊二県議・碓氷よしお市議と共に「復興交流館 モンドラゴン」を訪問。先ほどの視察時には石井国交大臣に畠堀館長が地域の声を代表して話されており、畠堀館長・松井憲事務局長から交流館の設立の経緯や活動の状況を伺いました。
2014年夏の土砂災害で大きな被害を受けた広島市安佐南区八木3丁目に、住民らが中心となって建設した「復興交流館モンドラゴン」。
2016年4月オープンした「復興交流館モンドラゴン」はプレハブ平屋建ての建物で、床面積は約33平方メートル。土地を提供し、建設の中心となった地元の自治会長畠堀(はたほり)秀春さんが館長を務めます。
土石流が多発した同区の阿武山に大蛇が住み、戦国武将が退治したという「蛇王池物語」の伝説にちなんで、「モンドラゴン(龍の住む山)」の名前がつけられました。両地区では災害で68人が亡くなりました。土砂災害の被害を語り伝え、被災地で暮らす人たちや、被災後に地元を離れた元住民らが気軽に集まれる場所としてつくられました。
館内には、広島市8・20豪雨災害の被害や復興の過程を伝える写真や説明、防災マップなどが展示。また「知恵」や「技術」を持った住民による講座(折り紙、防災講座など)、が定期的に開催されます。
お好み焼きコーナーでは、地元の住民がお好み焼きを1枚500円で提供。広島のソウルフーズを味わう事ができます。私たちもいただきましたが、大変美味しいです。
心の復興めざし、「復興と伝承」をテーマに新たなステージへ一丸となって取組まれている姿に感銘を受けました。これからも応援してまいります。