公明党離島振興対策本部(遠山清彦本部長:衆院議員)として新潟県の離島粟島(あわしま)を訪問。本保建男村長・川村教育長らの案内で粟島島内を視察。
2日朝、粟島浦小中学校を視察。星 和富校長から概要と学校内を案内いただきました。
児童数は小学校12名、中学校13名。学級数は小学校3学級(複式1・2年、3・4年、5・6年)、中学校3学級。教職員数は15名。
生徒の内、しおかぜ留学での生徒は小学生4名、中学生6名。わかめ採り等自然とかかわる地域での体験学習、島のイベントや地域の伝統行事や粟島馬の世話活動、乗馬活動など特色ある「命・環境・キャリア」教育が行われています。
留学生は村で用意した「寄宿舎」しおかぜ寮で生活します。昨日は「しおかぜ寮」を視察し、管理人さんからお話しを伺いました。
食事は学校給食以外は寮で準備されます。粟島では、「子どもは島の宝」として、地域の中でのかかわりを通じて、善悪の判断や思いやり、あいさつ、礼儀などを自然に身につけています。
しおかぜ留学制度により、全国からいろいろな児童生徒を受け入れ、島全体として教育に当たっている上で、個別に対応する専門職員が少ない為、指導や支援が難しい状況にあります。その改善を図る為に、国(文科省)や県の働きかけや人的支援を強く要望されました。
また粟島浦小中学校のICT環境は都市部に比べ大変劣っています。しおかぜ留学生を今後も受け入れて、全ての子どもの学習権を保障するためにも、学校のPC環境の整備、機器の購入の財政支援を強く要請されました。学校が防災拠点となっている事からも上記2点の要望内容について、今後対応してまいります。