公明党離島振興対策本部(遠山清彦本部長:衆院議員)として新潟県の離島粟島(あわしま)を訪問。本保建男村長・川村教育長らの案内で粟島島内を視察。
2日朝、この夏オープンしたばかりで、粟島浦村に初めてのゲストハウス「おむすびのいえ」へ。経営者の青柳花子さんに話しを伺いました。
青柳さんは、新潟市南区出身の元保育士。学生時代から離島に興味があり、2011年に訪れた粟島にほれ込み、翌年移住。村の保育園に勤める傍ら民宿を手伝い、経営を学んできたそうです。
「おむすびのいえ」は、島唯一のお菓子屋さんを併設した古民家を改修し、サロンスペースやフリースペースを併設。
食べる相手を思って作る、日本のソウルフード「おむすび」。訪れる人に思いを巡らせ、訪れた人同士を結ぶ(むすび)場になるようにと願いを込めて、「おむすびのいえ」と名づけたそうです。
木造2階建て。18人まで泊まれます。1階は、宿泊者や地域住民をつなぐ交流スペース。2階には2段ベッドを並べ、窓から粟島港を眺めて宿泊者が集う場も設けています。若い人たちにも、是非この島に足を運んでほしいという思いから、低価格で宿泊しやすい(3,240円)、そして島の人々との交流もできる、そんな場を目指しています。
改修費用などは、起業支援がないため、行政の援助なしにクラウドファンティングなどで自力で対応。全国から多くの方が訪れていました。
今後、こうしたIターンなど島で起業したい人への支援は必要と痛感。離島活性化交付金の支援メニューの追加など対策を検討していきたいと思います。