18日、徳島県阿南市の地域医療の拠点である「新医療施設の整備に向けて」の要望書を下記の方々と共に持参。古屋範子厚労副大臣に要望活動を行いました。
要望活動された方々は、阿南市 岩浅嘉仁市長、阿南市地域医療確立対策協議会 会長 平尾勲雄(阿南商工会議所 会頭)、元木副会頭(JA東とくしま 代表理事専務)、久米良久市議会議長はじめ市議会の方々、JA徳島厚生連 三好誠治常務理事ら。
地域医療介護総合確保基金事業に係る予算確保についての要望
徳島県南部地域の中核医療機関である旧阿南医師会中央病院(阿南市医師会)と阿南共栄病院(JA徳島厚生連)では、勤務医師の減少・高齢化などにより地域医療を守るための医療提供体制が危機的な恐れがありました。このような中、本年4月には両病院は組織統合をして、新たな医療施設「阿南医療センター」を運営するJA徳島厚生連が平成30年の設立を目指して、建築工事に取り掛かる諸手続きを進めています。
平成25年12月に両病院の統合を支えるために設立した「阿南市地域医療確立対策協議会」は、官民一体となって、両病院の統合を支援・協力する活動を行うとともに、阿南市においても、新病院を核とした「まちづくり」を進めています。
今回の要望は、国の「地域医療介護総合確保基金」の原資となる「平成28年度分の医療介護提供改革推進交付金(医療分)」について、医療センター整備事業の予算確保のお願いです。又次年度の支援も含め、地域医療支援に対して地元の切実な声を届けました。
古屋範子副大臣から、「地域医療介護総合確保基金」として平成27年度10億円・平成28年度10億円・平成29年度15億円合計35億円など引き続き支援を進める内容の説明がありました。今後も中核医療センターの支援にしっかり取組んでまいります。