「海事代理士制度推進議員連盟」設立発起人会が13日、衆院第1議員会館にて開催されました。

昭和26年海事代理士法が施行され65年。その間、海事代理士は国土交通省所管の国家資格で、「海事法令のスペシャリスト」として、海洋産業の発展及び国民の権利保護のため、取る組まれてきました。現在海事代理士の登録者は1871名(平成28年7月現在)。日本海事代理士所属は357名です。

役員の人事が行われ、衛藤征士郎会長(自民党衆院議員)、漆原良夫会長代理(公明党衆院議員)、副会長に斉藤鉄夫衆院議員と共に副会長に人選されました。

国道交通省の羽尾海事局長から海事代理制度について、日本海事代理士政治連盟 松居紀男会長から日本海事代理士会の要望など説明があり、意見交換。松居会長とは4月に国会事務所で意見交換をしていました。

要望書

  1. 海事代理士法に海事代理士会の法人設立を定めること。
  2. 海事代理士となる資格を有する者が、海事代理士となるには、海事代理士会の備える海事代理士名簿に登録されなければならないことを定めること。
  3. 海事代理士の業務範囲を見直し適正化を図ること。
  4. 海事代理士業務を継続的かつ安定的に行うことを目的として、海事代理士が共同で設立する海事代理士法人を制度化すること。
  5. 海事代理士法に目的条項を設けるなど規定の整備を図ること。など。

四国から伊藤昌紀政治連盟幹事長(愛媛県今治市)中国からは松井直也政治連盟副会長(広島県)も参加され、懇談いたしました。今後、法改正めざし取組んでまいります。