第8回全国若年性認知症フォーラム(東京IN目黒)が26日めぐろパーシモンホールで開催されました。
「若年認知症とともに暮らす社会」がテーマで全国から大勢の方々が参加されていました。
飯島和代目黒区議と共に出席。
第一会場では「若年認知症フォーラム」~知識を深め、考える~として講演・パネルディスカッション等が開催されました。
パネルディスカッション1「早期発見と集中支援」に参加。若年症認知症の諸課題に地域と職場が連携してどう対応するのか?
司会は竹内弘道氏(全国認知症家族会・支援協議会副会長・NPO「Dカフェnet」・目黒区認知症家族会「たけのこ」代表。今回の目黒開催の中心者です。
2014年3月に竹内氏の運営する認知症カフェを視察しています。
(2014年3月目黒区認知症カフェ視察)
認知症800万時代・「認知症Dカフェ」を視察・市民交流スペースの活用で共生社会の実現へ!(東京都目黒区)
認知症Dカフェ・ラミヨ/認知症Dカフェの前で 目黒区いいじま和代区議と共に、区内にある認知症カフェ「Dカフェ・ラミヨ」を視察。「Dカフェ・ラミヨ」の名前の由来は、…
(パネラー)
- 新里和弘さん(松沢病院認知症疾患患者センター長)
- 駒井由起子さん(若年性認知症支援コーディネーター)
- 佐藤睦子さん(ケアメイト大岡山 主任ケアマネージャー)
- 塩入徹弥さん(大成建設(株) 人事部長)
- 西野充さん(当事者:2015年に前頭葉萎縮との確定診断を受け、今は就労研修を受け警備会社で障がい者枠で働いています。)
佐藤睦子さんと駒井由起子さんとは開会前にお会いし、懇談いたしました。
若年症認知症の方々の仕事の継続、経済的負担など医療・福祉・介護・労務の現業を伺い、早期発見と集中支援の必要性を痛感しました。今後の施策に繋げてまいります。
【若年性認知症とは?】
64歳以下で発症し、診断までに時間がかかる事が多い
認知症は高齢者だけが患うものではなく、若い世代でも認知症になる事があります。64歳以下の人が認知症と診断されると、若年性認知症と呼ばれるようになります。
物忘れが出始め、仕事や生活に支障をきたすようになっても、まだ若いという思いで認知症であるとは気付かなかったり、病院で診察を受けても、うつ病や更年期障害などと間違われることもあり、診断までに時間がかかってしまうケースが多く見られます。
厚生労働省が若年性認知症の実態を調査し、2009年に発表した結果では、若年性認知症患者は、調査時点で4万人弱、男性の方が女性よりも多く、発病年齢は平均で約51歳。