第8回全国若年性認知症フォーラム(東京IN目黒)が26日、めぐろパーシモンホールで開催。いいじま和代目黒区議と共に参加しました。

第二会場の「ステージ&パフォーマンス」では当事者たちの「トーク&トーク」「臨床美術ワークショップ」そして「立体イラスト原画展&トーク」が行われました。

中でも認知症情報誌「でぃめんしあ」の表紙を飾る杉本聖奈(まりな)さんの作品とパフォーマンスは素晴しいです。

杉本聖奈(まりな)さんは、聴覚障がいと発達障がいを併せ持ち、周りの言葉が分からない、自分の気持ちを伝えられない日々が続きました。やがて、"絵"を通して周りの人と気持ちを伝え合うことができ、家族や友達、学校、社会とのつながりや理解をはかっていきました。 現在、聖奈さんはイラスト作家として立体イラスト作品(3Dアート)の作成、東京メトロのクッキー缶のデザイン、個展の開催などの活動をしています

【イラスト作家 杉本聖奈プロフィール】

1986年10月東京生まれ。
先天性聴覚障害とアスペルガー傾向(自閉症スペクトラム障害)を併せ持って、人とは少し違った時間の中で成長してきました。
物事や人との繋がりを理解するために大切だった絵カードの世界。でも、目の前で起こることをつかまえられずにもどかしかった私。
もっと知りたい、もっと伝えたい。言葉が満たない子供の目線のまま、日常の何気ない生活を絵カードのように切り取って、どこまでもほのぼのと描いています。

杉本聖奈さんといいじま区議

杉本さんの作品

イラスト

介護者がつくる認知症情報誌 でぃめんしあ