公明党宮城県本部 東日本大震災復興創生会議として被災地の東松島市を視察。(4日)
山口代表以下衆参国会議員6名と地元庄子賢一県代表(県議)・遠藤伸幸県議・佐藤きょうこ東松島市議・土井みつまさ党東松島支部副支部長らが同行。

東松島市阿倍秀保市長・東松島市立宮野森小学校 相澤日出夫校長らが校内を案内いただきました。。  

東松島市宮野森小学校は、 東日本大震災による津波被害を受けた、野蒜小学校の災害復旧工事の一環として、旧宮戸小学校との統合 によって新しくなった小学校です。
宮戸と野蒜の歴史と伝統を受け継ぎ、未来へ継承するとともに、地域と学校が一体となり郷土愛溢れる子ども達を育てる新しい学校の姿の象徴を「森の学校」として表しました。
地域住民の思いが一つになるように、それぞれを表す漢字を一つに組み合わせて表現した名前となっています。

C.W.ニコル氏(アファン財団)を中心に進めてこられた森の学校の考えに共感し、裏山となる市有林での学びと の融合を目指し、小さな家の集合としての木造の学校の誕生です。中庭を取り囲みながら、一学年一教室 の「海と森の学校」です。素晴しいの一言につきます。

新校舎は一部2階建てで延べ床面積約4千平方メートル。教室棟や図書館、高さ10メートルの体育館などを渡り廊下でつないだ構造で、校舎の後ろに森が広がっています。校舎と体育館がオール木造なのは宮城県内で初めて。福島県や宮城県産の杉やヒノキなどを約5千本を活用。

見学しましたが、木の香りに包まれ、美しくさらに空間や光彩など大変に素晴しい学校で感動しました。

宮野森小は児童143人。野蒜小は震災後に仮教室や仮設校舎を使い、統合後も仮設で授業を続けていました。新校舎は15年9月に着工。震災翌月に入学した現在の6年生が卒業間際の3学期だけでも新校舎で過ごしてもらおうと、延べ約2万4千人の作業員を投入して工事を急いだといいます。

2017年1月10日は始業式。仮設校舎に入学した子どもたちも、この新しい校舎で3学期を過ごし卒業を迎えることができます。
C.W.ニコル氏も来校されており、山口代表と懇談しました。

復興の新しい象徴として、次代を担う人材がこれから輩出される希望を感じた視察となりました。