4日、公明党の山口那津男代表は宮城県石巻市、東松島両市を視察。衆参国会議員6名と地元庄子賢一県代表(県議)・遠藤伸幸県議・3人の石巻市議(伊藤啓二・渡辺拓朗・櫻田誠子)らが同行。
山口代表らは、東日本大震災の津波で児童・教職員84人が犠牲になった石巻市立大川小学校を訪問。
慰霊碑に献花し、黙とう。その後、児童遺族の有志でつくる「小さな命の意味を考える会」の佐藤和隆さん、鈴木典行さんの案内で、被災校舎を見て回りました。
津波の凄まじい破壊力でなぎ倒された柱や校舎の状況に大変驚き、言葉もありませんでした。
佐藤さんは、校舎2階の天井まで迫り、鉄筋を破壊していった津波の衝撃を説明し、「津波や洪水はある程度、予測できる。二度と学校で子どもの命を落とすような悲劇があってはならない」と訴えました。
山口代表は「教訓を学び取り、後世に生かすことが大切だ」と応じ、震災遺構として残す校舎を通じ、この経験を広く知ってもらう重要性を強調しました。