9日参議院総務委員会(横山信一委員長)にて、大臣所信の質疑で質問に立ちました。質問内容は「無料公衆無線LAN(WI-FI)環境の整備について」(下記項目)
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、「訪日外国人(インバウンド)などが手軽に情報を入手できるよう、観光拠点など公衆無線LAN環境の充実」と強調。
無線LAN環境整備は官民連携が有効に機能するモデルであり「公共交通機関など民間施設に対する整備支援事業を拡充することが重要だ」と訴えました。
観光庁からは「整備が進むよう、官民連携の下でしっかり取組む」との答えがありました。
さらに地域の防災拠点でのWI-FI整備や離島・過疎地への支援、教育のIT化に向けた整備も総務省・文科省に要望しました。
高市総務大臣からも、「予算も大幅に拡充され、WI-FI環境の整備はIoT社会を支える重要な社会インフラ。防災面や地域活性化での有用性、支援法策などについて、全国の自治体へ周知、働きかけを引き続き行っていく」との力強い決意がありました。
無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進(質問項目)
- Wi-Fi整備にむけて、民間に対してどのような形で働きかけをしているのか。(観光庁)
- 電波利用料が無線LAN環境の整備に使えるようになった理由は何か。(総務省)
- 2020年以降も継続的に電波利用料を活用できる仕組みとなっているのか。(金子政務官)
- 防災拠点での電源の確保はどのようになっているのか。(総務省)
- 離島・過疎地への支援はどのようになっているのか。(総務省)
- 無線LANの前提となる光ファイバーの整備状況はどのようになっているのか。(総務省)
- 「公衆無線LAN環境整備支援事業」の教育での活用は可能なのか。(総務省)
- 教育のIT化に向けた環境整備をどのように進めるつもりか。(文科省)
- 無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進に向けた大臣の決意を伺いたい。(高市総務大臣)