17日夕方、山口県からNPO法人JACFA(ジャクファ)の浅海道子GM(キャリア・コンサルタント)が国会事務所に来訪。
浅海さんは慶應大学の先輩で、福岡で開催されたひきこもり支援の全国大会(2013年9月)でお会いして以来、ずっと交流をさせていただいています。
JACFAは福岡・筑紫若者サポートステーションや福岡市ひきこもり成年地域支援センター「よかよかルーム」を運営されています。
地域若者サポートステーションの現状と課題、要望について伺いました。いつも若々しく情熱をもたれ、取組まれる先輩に学ぶ事が多くあります。
【サポステ利用者(39歳までの若年無業者)と厚労省の指針に対する問題点・要望】
- サポステ事業の支援内容の困難さ・専門性・従事者の職場での1年間という就業の不安定さを考慮すると、単年度事業を最低3年間の事業として欲しい
- 学校連携について
・平成25年には厚労省から文科省へ学校連携の通知が出されたが、同様の通達文を出して欲しい。 - 就労体験について
・職場体験・就労支援事業で遅刻・欠勤があった場合の日数のカウント方法について、「遅刻欠勤は遅延証明書や診断書などがある場合は、プログラムが実施されたものとして取扱って差し支えない」とあるが、無業の若者は金銭的に困窮しており、病院の診断書(約3150円)を支払う事は不可能に近い。サポステ利用者の実情を配慮して欲しい。 - 新規登録について
・初回来所者が再度訪問することによる新規登録相談者と今期から見なされるが、実情を考えると初回面接のみで新規登録をして欲しい。
伺った内容について、研究し改善してまいります。