21日午前「NPO法人脳外傷友の会 高知・青い空」を高知県黒岩正好県議・山根たかひろ高知市議と訪問。

片岡保憲理事長・岡村忠弘氏(統括責任者)等からNPO法人の取組み、高次脳機能障害の課題など伺いました。法人では就労継続支援B型事業所「青い空」(定員20名)と高次脳機能障害相談所を運営されています。高次機能障害の診療、リハビリ、相談、就労、教育など制度の狭間で大変な方々の声をお聞きしました。また農業、解体作業、革製品づくり等で従事されている就労支援の現場を見学。一人ひとりの機能回復や工賃向上の取組む等大変参考になりました。
課題も多く、国・県・市の連携で支援の拡充を進めてまいります。

【高次脳機能障害とは?】
事故や病気によって、脳に損傷をおった後、失語、失行、失認や記憶障害、注意障害、社会的行動障害などの認知障害が出現し、日常生活や社会生活に支障が生じている状態です。

【NPO法人脳外傷友の会 高知青い空】
病気や事故などで脳に損傷を受け、その後遺症として高次脳機能障害をもつ当事者と家族の会。「青い空」の名前の由来となった、「僕らの頭は今曇っている。いつかは高知の晴れ晴れとした青い空のようになりたい。」が、実現できるように活動を続けてまいります。
高次脳機能障害についての正しい知識や情報を提供し、社会参加を促進するための事業を行うことで、当事者の日中活動の場を確保し、当事者・家族が安心して生活できる環境を整えるための活動を行っていきます。