24日午前、高松市内にある社会福祉法人ポム・ド・パンが運営する知的障害者支援施設 ウインドヒルを訪問。埼玉県からNPO法人おやじりんくの金子理事長・山田詩織さんが同行。2016年以来金子理事長とは2度目の訪問です。
法人の松原理事長・管理者の松原正子さんと障がい者福祉で懇談、意見交換。松原理事長は香川県の自閉症協会会長も兼務されています。
自閉症児・者をもつ保護者が中心となり平成7年「施設設立発起人会」設立後、平成15年法人化。翌平成16年12月に長年の悲願であった自閉症支援の専門施設”知的障害者更生施設ウインドヒル”が高松市三谷町の丘の上に完成。現在入所が50人(住居塔は1ユニット9人の個室)、ケアホーム「風見の家」に9人です。また就労継続支援B型事業所(10名)・生活介護も運営しています。
B型ではうどんの箱作りで頑張る利用者。月額3万円と全国平均の2倍の工賃です。意見交換では平成30年報酬改定の入所施設の要望、福祉人材の確保・処遇改善、新たな共生社会サービスの内容、障がい者アート活動、就労支援など様々な分野から話し合い、要望も伺いました。
懇談後、新たに建てられた研修センターやエコポットなど製作する生活介護施設など見学。来る度に新しい取組みがなされています。今後とも発達障がいを含む障がい者施策に全力で取組んでまいります。
【ポム・ド・パンについて】
フランス語で松ぼっくりの事。ウインドヒルの建つ丘には、時折、松ぼっくりが転がっている。松ぼっくりは、松の木の生命である種子が住んでいる家。ここで、大切にはぐくまれ、また、次の生命を生み出していく。
一年中緑の葉をつけ、砂地でも荒地でもしっかりと根をはり、大きく枝を広げている松。その生命をしっかりと包み込んでいる松ぼっくり。社会福祉法人「ポム・ド・パン」も強く・大きく・たくましく!そして、小さな一つひとつの生命をはぐくむ、そんな暖かな場所。