12日、鳥取県北栄町にある北条砂丘風力発電所を北栄町松本課長の案内で見学。地元のさいお智弘(ともひろ)町議(10月1日投票の北栄町議選予定候補)と銀杏泰利県議が同行。

平成17年11月竣工。現在ドイツ製の風車9基(1500kw ×9基)が稼動しています。

風力発電は自然の風の力で電気を起こすので二酸化炭素などの発生がないばかりか化石燃料も使いません。北栄町はクリーンエネルギーである風力発電に取組み、地球温暖化防止に貢献しています。

風力発電所の年間23,900MWhの発熱量は、一般家庭の6600戸分に相当します。北栄町全体で5300戸(平成28年1月)なので、町内全体の電力がまかなえる事になります。これにより13300トンの二酸化炭素の削減が見込まれ、地球温暖化防止に貢献。この発電電力は中国電力に売電されており、毎年の収益は町の独自財源として環境予算に活用されているそうです。

鳥取県の電力自給率が12%(平成18年度)を背景に、北栄町が率先しての取組みは、他自治体の地域エネルギー導入のモデルケースとして他自治体に普及していく事が期待できます。

先進的な取組みを視察でき、大変参考になりました。今後の地方のクリーンエネルギー政策に反映してまいります。