21日午前、愛媛県西条市の玉井敏久市長・出口岳人副市長らが国会事務所に来訪。
地方再生都市のモデルケースを目指す西条市の課題、要望を伺いました。
平成30年度国土交通省概算要求項目「地方創生重点都市(仮称)」の選定を受け、国の支援を得ながら地方再生に積極的に取組む事により、若年層を中心とした生産年齢人口減少が続く状況を改善し、地方再生都市のモデルケースの1つになることを目指しています。その実現へ、しっかりと支援してまいります。
【西条市の課題】
・少子高齢化・生産年齢人口減少に伴う地域活力の低下や人材・担い手不足
【地方再生重点都市としての取組み案】
・「地域活力の源泉は産業にあり」の理念の下、「西条市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に関連する地域再生計画を集中的に
推進し、石鎚山その他の地域資源を総合活用したエコツーリズムその他の新産業の創出に取組む。またシティプロモーションを通じて
地域の魅力を積極的に発信していく。
・これらにより、大都市圏から「ひと」を地域に呼び込み、「しごと」の好循環に繋げていくことにより、ヒト・モノ・カネの持続可能な地方への回帰活性化を実現する
地方再生都市モデルを確立する
【取組案の例】
・国内有数のアウトドアメーカー(モンベル)との連携の下、西日本最高峰の石鎚山をはじめとする地域資源を活用したエコツーリズムその他の持続可能な経済循環の実現に取り組む
・著名建築家(隈研吾氏)の基本計画に基づき、自然環境・建築デザイン・環境配慮技術が融合した再生可能エネルギー100%自活を目指す住環境及びマルシェ等の地産地消商業エリアを創出し、持続可能な経済循環の実現に取組む。
【西条市のプロフィール】
西条市は、愛媛県内では、久万高原町、西予市に次ぐ第3位の面積を有しており、南には西日本最高峰の石鎚山、北には瀬戸内海と、海と平野と山が揃った風光明媚なところです。
西条市の人口は、平成28年8月末日現在、男性が53,836人、女性は57,947人、合計111,783人、世帯数は50,325世帯。人口は、愛媛県下では松山市、今治市、新居浜市に次いで第4位。
(農林・水産業)
経営耕地面積は四国一の広さを誇ります。四国一を誇る水田面積は4,269ヘクタールと、県内の25.4%を占めています。また、全国一の生産量が産出されているはだか麦やあたご柿、春の七草、県下一の収穫量を誇る水稲、メロン、にんじん、ほうれん草、ねぎ、いちご、キャベツ、きゅうり、梅など多くの農作物を供給する生産都市となっています
(工業)
臨海部には世界屈指の規模を誇る800トンクレーン3基がそびえる今治造船や、ルネサス エレクトロニクスの半導体工場、アサヒビール四国工場、日新製鋼、クラレ 西条事業所が立地するなど、市内には製造業をはじめとするさまざまな大企業が約250社、中小企業が約2,500社、合計約2,750社立地しています。
(公明党市議)
2人の議員(越智きぬえ・城戸つとむ)が活躍しています。