「手話を広める知事の会」総会・手話言語フォーラムが7日午後、参議院議員会館で開催。
手話を広める知事の会と全日本ろうあ連盟主催の会合。このイベントの目的は、「手話言語」を全国に広げ、「手話言語法」の制定を全日本ろうあ連盟等関係団体と共に国に求めるとともに、手話を使いやすい社会環境を広げることにより、手話の普及を図り、もって聴覚障がい者の更なる自立ろ社会参加の実現を目指します
昨年7月に、33道府県の参加のもと設立した「手話を広める知事の会」(会長:平井伸治鳥取県知事)は、設立当初より会員都道府県数を着実に増やし、平成29年10月13日に47すべての都道府県が参加するに至りました。手話をめぐる動きは、大きな広がりをみせており、手話言語条例を制定している自治体も10月19日現在で108自治体(13県/84市/11町)まで増加。
このように手話を言語のひとつと認める「手話言語法」の制定を認める動きが全国に広がっています。手話は2006年に国連総会で採択された障害者権利条約で正式の「言語」と規定され、わが国も2011年に改正された障害者基本法に「言語(手話を含む)」と記すことで初めて法的に認知されました。手話が普及すればろう者だけでなく、広く聴覚障がい者全般の社会参加を促進し、社会全体の活力も高まります。
まだ解決すべきハードルはありますが、「手話言語法」と「情報コミュニケーション法」の制定を目指し、超党派で取組む事を挨拶しました。
オープニングセレモニーでは、デフリンピック。サムソン2017の映像やメダリストからの素晴しい報告がありました。