香川県教職員連盟(香教連)の安本薫委員長・北村顕吾事務局長と全日本教職員連盟の井上真澄事務局長(香川県所属)が6日国会事務所に来訪。
香川県教職員連盟は,香川県の教職員2000名で構成された県内最大の教職員団体です。「文教予算の充実及び教育制度に関する要望」について伺い、意見交換いたしました。
【要望内容】
1. 子供たちに「美しい日本人の心」を育てるために、日本人としての自信と誇りを高めるための教育の充実を図るよう支援すること。
2. 子供たちに対し、安定的、継続的に質の高い教育を行い、今日的な教育諸課題への適切な対応を可能にするために義務標準法の改正を伴う基礎定数及び加配定数の拡充を図ること。
3. 教職員を目指す優秀な人材を確保するため、人材確保法の初心に立ち返り、優遇部分の大胆な拡充を図ること。
4. 義務教育における地域間の格差が生じないよう、教材費・図書費等を含めた義務教育にかかる費用を国の責任において全額国庫負担とすること。
5. 教員の勤務の特殊性を鑑み、教員勤務実態調査の結果を反映した、適正な教職調整額となるよう見直すこと。
6. 新学習指導要領で小学校英語の実施に当たり、専科教員の配置、授業時間の確保等について学校現場の実態を踏まえ、現実的で効果的な体制整備を図る事。
7. 教員の働き方改革においては、教育の質の維持・向上を前提とし、人員配置や教育環境の改善等を推し進めることによって、適切な勤務時間となるような取組を推進すること。
8. 幼児教育の重要性を鑑み、無償化の早期実現、幼稚園教諭・保育教諭の給与・待遇面の改善を図ること。など等。
今後予算や施策につなげてまいります。