25日早朝山口県宇部市へ。

地元の宇部市新城寛徳市議・鴻池ひろゆき市議と共にNPO法人ふらっとコミュニティ「ひだまり」を訪問。
理事長の山根俊恵山口大学教授、法人の森坂美知枝施設長と精紳障がい者支援・ひきこもり支援など意見交換。

山根理事長は精神科病院看護師や在宅介護支援センターのケアマネージャーの経験を経て大学教員として現在に至っています。
平成17年、精神障がい者の人たちが、地域社会の中で自分の本来の姿を取り戻していくこと、社会参加の道を模索していくことを支援するNPO法人「ふらっとコミュニティ」を設立。
具体的な活動として、居場所の整備と活用、精紳障がい者と家族の相談支援、デイサービス、ナイトケア、働ける場所の開拓、ネットワークの構築、情報の提供などの支援活動を行っています。

また平成27年度より「ひきこもり相談支援充実事業」を宇部市から委託され、ひきこもり支援のあり方についても課題等伺いました。
家族心理教育やアウトリーチ、居場所支援に取組まれ効果が上がっています。
今後の課題として①社会参加、就労に向けての支援の充実②支援者の教育③地域支援ネットワーク構築が求められ、宇部市からの委託料だけでは、専任職員の雇用が困難だそうです。

国として支援の拡充を厚労省のひきこもり支援や生活困窮者支援など見直しも含め、検討してまいります。

「ひだまり」の前にて

山根理事長らと懇談

「ひだまり」の活動を伺う

山根理事長らと意見交換