25日は早朝から、地元境港市のたぐち俊介市議・あしだ法行市議と共に、市内の障がい福祉事業所(お菓子屋くれぱす、F&Y境港、まつぼっくり事業所、陽なた、Mao)5箇所を終日訪問するとともに、途中、お昼には境港市障がい児者育成会の役員の皆さんとランチ懇談会をもち、障がい児者の課題や要望を伺ってまいりました。
最後の訪問先が境港市庁舎にて中村市長・福祉健康部(伊達部長他各課長)の方々との懇談会。市の国に対する要望を伺うと共に、本日障がい福祉の現場を廻った声をお伝え逆にお願い藻致しました。
【市側の要望】
- グループホームの設置、運営支援
・市内施設3箇所(定員合計15人で軽度な方々)。境港市の利用者34名に内29名は市外のグループホーム活用。
・市民アンケートでは中度から重度の知的障がい者、精神障がい者に対応した24時間型のグループホームの要望が多い。 - 介護保険事業に対する国庫負担の拡充について
・自治体の財政負担や被保険者の負担料負担が過重にならないように国庫負担割合を引き上げていただきたい - 子育て支援において、保育料の負担軽減よりも、待機児童対策や保育士確保を優先いただきたい
・境港市は3歳児未満の利用状況 448人。待機待ちは平成29年度9人(0歳児が8人)
・保育士不足が課題。保育士確保の財政支援を。
*国として1のグループホーム等の施設整備費の予算拡充(補正予算、平成30年本予算)や今回の報酬改定で重度の障がい者がグループホームに入れるよう加算など報酬改定を実施している状況をお話ししました。子育て支援についても保育士の処遇改善など2兆円パッケージなど推進中の施策等説明。今後も上記3つの要望実現に取組んでまいります。
【本日境港市の障がい福祉関係者から市への要望】
- 親亡き後の支援、特に住まい境港市にグループホームを拡充(第5期障害福祉計画に明示)
- 災害時の支援体制の強化、特に避難行動要支援者名簿の対象に知的障がい者も含め、いざという時に備える体制強化を(境港市は身体障害のみが対象)
上記2点を中心に本日の皆様の声を代弁してお話しました。、市と共に要望実現に取組む事を進めてまいります。