愛媛県松山市にあるビージョイ グループ 本社を訪問。宮内政三会長と坊っちゃん劇場を運営する(株)ジョイ・アート 越智社長と懇談。(26日)

宮内会長・越智社長と

宮内政三会長は、本業の畜産業の発展と共に、坊っちゃん劇場を創設し、文化事業による地域貢献に大変尽力されています。2018年には愛媛功労賞を受賞されています。91歳になられますが、大変お元気で、活躍をされていらしゃいます。

「本業以外で、地域に何かお礼がしたい」。宮内政三会長は80歳を前に、企業を見守り育ててきてくれたことへの感謝の気持ちを形にしたいと思うようになり、東温市見奈良の養鶏場跡を開発し、2000年に複合商業施設レスパスシティをオープン。温浴施設も設け、敷地内に「坊っちゃん劇場」をオープン。

坊っちゃん劇場第13作「第九」アジア初演100周年記念「よろこびのうた」が明年2018年1月27日から2019年1月上旬まで上演されます。

この物語は、1919年、徳島県において、日本で初めてベートーヴェンの第九『歓喜の歌』が歌われた史実を元に、ドイツ人捕虜と日本人との交流、葛藤、対立、和解を描いた、現在(いま)に通じる愛と平和のエンターテイメントです。

http://www.botchan.co.jp/yorokobinouta/index.html

訪問の翌日12月27日には、東京都の都道府県会館にて、次作「よろこびのうた」の記者会見が行われ、 愛媛県知事、徳島県知事、脚本の羽原大介先生、演出の錦織一清先生、音楽監督・作曲の岸田敏志先生、そして、主演の四宮貴久、帆風成海、代表取締役の越智社長が出席されました。

よろこびのうた

制作記者会見

【宮内政三氏プロフィール】

宮内政三氏は、年齢は91歳、松山市在住。昭和25年から家畜飼料販売業を営まれ、愛媛飼料産業株式会社、株式会社ビージョイの代表取締役社長・会長として、先進的で堅実な経営を推進。

社団法人愛媛県配合飼料価格安定基金協会理事長、松山養鶏農業協同組合代表理事組合長、愛媛県養鶏協会会長などを歴任し、畜産農家の経営安定や鶏卵・肉類の生産流通の近代化など、県の畜産業界の発展に尽力をされています。

また、平成17年から株式会社ジョイ・アート代表取締役会長、平成23年には取締役相談役として、地域拠点型劇場である「坊っちゃん劇場」の設立・運営に尽力。県内はもとより県外や国外での舞台公演を通じて、愛媛県ゆかりの人物や歴史、伝統文化を広く発信され、愛媛の芸術文化の振興に大きく貢献。

特に、次代を担う子どもたちに優れた舞台芸術を鑑賞する機会や体験活動の場を提供され、ふるさとへの理解と愛情を深める情操教育に力を注がれるなど、地域文化の継承に寄与し2018年愛媛県功労賞を受賞。

【坊っちゃん劇場】

坊っちゃん劇場は、愛媛・四国・瀬戸内の歴史的・文化的伝統を舞台芸術で表現し 、ミュージカル役者の誕生する「まちづくり」をめざしながら、優れた舞台作品は全国公演で愛媛・四国の文化特使を務めれる劇場をコンセプトに 愛媛県のビージョイグループと秋田県のわらび座が共同出資で、地域貢献と地域活性化を目的に建てた劇場です。

坊っちゃん劇場