徳島県美馬市 藤田元治市長が17日、国会事務所に来訪。昨年に引き続き「平成29年度特別交付税要望書について」概要を伺いました。
美馬市は、2005(平成17)年3月1日に旧美馬郡内の脇町、美馬町、穴吹町、木屋平村が合併してできた、豊かな自然と数多くの文化財が残る歴史情緒あふれるまちです。人口29,531人(平成29年10月現在)。総面積の約8割が森林です。
自主財源に乏しく、地方交付税に大きく依存している美馬市にとっても、平成27年度から合併算定替えによる加算が段階的に逓減し、平成32年度以降は一本算定となることから将来的な財政見通しは非常に厳しいものとなっています。
そのような中でも大塚製薬(株)の新工場用地造成を始めとする企業立地基盤の環境整備や「儲かる」観光地づくりのための「美馬市版DMC」の形成など「しごと」の創出に向けた取組を進める一方「地域交流センター」や重点道の駅「みまの里」を整備することで、新しい「ひと」の流れを創出するための取組を進めています。
また地域おこし協力隊5名の隊員が活動し、様々な取組みを通じて、集落の維持・活性化を図っています。さらにシニアパワーを活用した「美馬市版生涯活躍のまち)」推進事業を展開し、持続可能な地域づくりを進めています。
このような事情を見据えて、特別交付税の配分について、特段のご配慮を!との要望です。伺った内容実現へ、応援してまいります。