超党派の勉強会・第19回「永田町こども未来会議」が16 日夕方、衆院第1議員会館にて開催されました。
医療的ケアの必要な子ども達への支援などを検討する勉強会で、自民党の野田聖子総務大臣(衆議院議員)や立民党の荒井聡衆院議員などと共に参画。地道な勉強会から政策の前進や予算が拡充しています。本日は下記の内容で意見交換いたしました。
1. 平成30年度医療的ケア児関連の診療報酬改定項目について
(厚労省保険局 迫井医療課長)
【小児医療の充実】
・入退院支援の一層の推進(入退院支援加算)、小児かかりつけ診察料・小児科療養指導料の見直し
【訪問介護における対応】
① 学校への情報提供の評価(訪問看護情報提供療養費の新設 1500円)
② 福祉サービス事業との連携推進
③ 長時間の訪問看護における医療的ケア児への対応(長時間訪問看護加算週1日から週3日へ拡充)など等。
医療的ケア児への報酬が様々拡充されました。
2. 「もみじの家 持続可能な事業運営のために」内田勝康氏(「もみじの家」ハウスマネージャー)等。
・超重症児(者)等対応医療型短期入所サービスの新設
(医療依存度の高い子ども等に医療・福祉両面から包括的なケアを提供するため、ハイレベルな体制を整えた施設に対して、手厚いサービスを提供するための体制を支える報酬を得られやすくする)
もみじの家は2016年の開所式等2度視察させていただいています。(2016年開所式のブログ)
日本初、医療的ケアを必要とする子どもと家族が過ごせる家・「もみじの家」竣工記念式典(国立成育医療研究センター)」【東京都】
15日午後、東京都世田谷区にある国立成育医療研究センターにて「もみじの家」竣工記念式典に出席し、来賓としてお祝いの挨拶をいたしました。 国立成育医療センターは小児…
「永田町子ども未来会議」には、医療法人 財団はるたか理事長 前田浩利先生、NPO法人フローレンス 駒崎弘樹代表、NPOふわり 戸枝陽基理事長、全国医療的ケア児者支援協議会 親の部会部会長の小林正幸氏らも出席。