27日、松山市で開催された 愛媛県腎臓病患者連絡協議会(愛腎会)第46回定期総会に出席。
慢性腎臓病の患者は1,300万人を越えるといわれ国民病の一つに挙げられています。現在透析患者は2015年末 324,986人。1年間に新たに透析を始めた患者は39,462人、死亡者は31,068人で、年間数千人増加しています。30万人の患者のうち、10年以上透析を続けている患者は87,006人。高齢化の急速に増え、65才以上の患者は全透析患者の65%を超えています。。愛腎会は3800人が会員で平均年齢68歳。
介護が必要な患者が増加しており、医療・福祉サービスの拡充が求めらており、毎年3月には「腎疾患総合対策」の早期確立を要望する嘆願書を持参されます。
山田満春会長の挨拶の後、来賓として挨拶。「透析患者の安心・安全な医療と生活の維持確保、臓器移植の推進への啓発、再生医療の研究の推進など」話しました。
他の来賓として、全国腎臓病協議会(全腎協)を代表して専務理事の秋山祐一(香川県腎臓病協議会会長)、高知県腎臓病患者友の会(高腎会)の安岡日出男会長が参加されていました。
総会では人工透析10年から45年の方々を5年毎に「風雪賞」として顕彰されてており、そのご苦労に頭が下がり、感銘を受けました。
安心・安全な医療と生活の維持確保のために、全力で頑張ってまいります。