16日午前、香川県さぬき市内の老人保健施設さわやか荘(社会福祉法人津田福祉会が運営)を視察。公明党から都築信行県議、江村信介・鏡原光代両さぬき市議が同行。
社会福祉法人 津田福祉会が運営する介護施設の浴槽3箇所に完全オゾン処理型循環ろ過システムが設置されており、本日はその見学と慨要について伺いました。
案内・説明はNPO法人完全オゾン処理型循環ろ過機安全推進協議会(完オゾ協議会)の寺尾禮二氏・津田福祉会 西田正巳事務局長ら。
ノロウイルスなどの感染を防ぐためにお湯を清潔に保つオゾン処理に着目し、完全オゾン処理型ろ過機を開発。特別養護老人ホームなどの浴槽に導入されています。
以前、高知県宿毛市の特別養護老人ホーム豊寿園を視察したさい「水道水や水道料金の大幅な節約やレジネオラ菌やノロウイルス菌による入浴感染の不安解消・浴槽内の清掃時間短縮・さらにCO2の削減量杉(50年生)202本分のCO2吸収量等多くのメリットがある」との話しを伺っていました。
【完オゾとは】
完全オゾン処理型循環ろ過システム(略称:完オゾ)は、浴槽水循環ろ過機の循環水を全量一括でオゾン殺菌、浄化を行う安全でエコなシステム。
【完オゾのメリット】
- 浴槽感染防止→浴槽水中のレジオネラ属菌や塩素薬剤では効果の薄いノロウイルスといったあらゆる菌、ウイルスを殺菌。
- 浴槽水浄化→浴槽水長期換水(3ヶ月換水実績あり)が可能で水資源有効利用。
- 環境保全→オゾンには残留性が無く、排水による付近の生態系に影響がない。
- 災害時の水確保→飲料水レベルの水質を長期維持できるため、生活用水として利用や災害時劣悪になtりがちな衛生環境での入浴に貢献。
現在、地域医療介護総合確保基金対象となっており、今後、医療・社会福祉施設の入浴衛生におけるノロウイルス感染対策として啓蒙・普及化が求められています。