17日、「読書バリアフリー法の制定を求める院内集会」~私たちももっと本を読みたい~が参院会館で開催され、党を代表して挨拶致しました。
主催は4団体(社会福祉法人 日本盲人会連合、社会福祉法人 全国盲ろう者協会、弱視者問題研究会、認定NPO法人 DPI日本会議)
国連は平成25年6月に「盲人、視覚障がい者その他の印刷物の判読に障害のある者が発行された著作物を利用する機会を促進するためのマラケシュ条約」を採択し、わが国は本年4月30日には国会において同条約の批准を承認し、5月18日には著作権法の改正案を承認しました。
しかし、著作権法の改正だけでは、障がいのために読書が困難な人たちの著作物の利用が直ちに実現するわけではありません。
障がいのために出版物をそのままでは読めない人たちのために出版物のテキストデータの提供を受けて、音声化や拡大文字化することができるようにしたり、公共図書館や点字図書館等がネットワーク化されて、どこに住んでいても音声化された図書や自らが読める形式で図書が利用できるようにならなければなりません。
そうした環境を実現するためには、読書バリアフリー法の制定は不可欠です。
現在、超党派の議連「障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟」を設立。私は幹事長として制定に向けて4回の会合を持ちヒアリングを続け読書バリアフリー法の骨子案策定に向けて取組んでいます。
「読書バリアフリー法制定へ!団体・府省庁とのヒアリング・第4回障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟総会(東京都)
第4回障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟総会が5日午後、参議院会館で開催されました。超党派の議員連盟で幹事長として出席。 本日は「読書バリアフリ…
制定に向け全力で頑張ります。
【院内集会の内容】
(1)基調報告「読書バリアフリー法(仮称)」の必要性とこれまでの取組
(2)当事者の訴え ア 視覚障害者の立場から(日本盲人会連合)
イ 盲ろう者の立場から(全国盲ろう者協会)
ウ 上肢障害者等(寝たきりを含む)の立場から(DPI日本会議)
エ 弱視者の立場から(弱視者問題研究会)
(3)今後の取組について