故郷愛媛県八幡浜市から大城一郎市長が国会事務所に来訪。(26日)「八幡浜港フェリー埠頭の整備促進について」要望を伺いました。

要望内容は「平成33年度の供用開始に向けた耐震フェリー岸壁の整備促進」です。

【耐震フェリー岸壁は、水深6m、延長約155m。対象船舶は4000トン。(既存フェリー岸壁は3000トン)。旅客ターミナル・道路・駐車場も整備されます。】

京阪神と九州を結ぶネットワークにおいて、フェリーを利用した四国を経由するルートが新たな国土軸として機能することが期待されています。

また平成28年4月に東九州自動車道の北九州市から宮崎市まで開通し、昨年度において八幡浜港と四国縦貫自動車道の間でミッシングリンクとなっていた大洲・八幡浜自動車道の全線が事業化されたことで、今後一層陸上輸送と海上輸送の効率化が促進されます。

昨今のトラックドライバー不足問題を背景として、物流の効率化を求めるフェリーの需要は高まっており、八幡浜港のフェリーを利用する貨物車両台数・取扱貨物量とも2年連続過去最高を更新。

さらに八幡浜港の耐震フェリー岸壁の整備と接続する道路事業を連動して進めることで、災害発生時における西日本のリダンダンシー(多重化)として、耐震性に優れた避難・救援ルートのダブルネットトワーク(中国経路・四国経路)が構築され、災害に強い国土づくりに寄与することが可能です。

耐震フェリー岸壁の整備は、地方創生港湾整備推進交付金を活用し、平成28年度から工事に着手していますが、引き続き着実な事業推進に向けての支援の要望です。

議員となり一貫して推進を進めてきた経緯もあり、引き続き、支援してまいります。