26日午後、西日本豪雨被害で肱川が氾濫。大きな被害の出た愛媛県大洲市へ。ご本人も被災された地元桝田和美市議と廻りました。
JA愛媛たいき農業協同組合 菊地秀明代表理事組合長から被害の状況と下記要望を伺いました。
(正組合員:8,377人、准組合員:5,353人)合計13,730人の組合員のうち、菅田地区の野菜ハウスなど広範囲で被害に(約1千人)。
桝田市議と被害の大きい管田地区を視察。
- 恒久的・抜本的な治水対策の実施
・大洲市菅田地区では、昨年の秋にも台風の雨で野菜ハウス等に被害を受けました。2年連続、しかも今回は昨年と比較にならない大きな被害を受けております。
・優先的な予算措置により、肱川流域の全ての防災・減災対策を早急に講じてもらいたい。 - 被災農業者への復旧支援
・2年連続の被災者もいることから運転資金・施設整備費等への融資についても無利子となるような制度設計をお願いします。 - 共同利用施設の復旧支援並びに出荷者に対する支援
・今回被災した共同利用施設は古いものが多く、ほとんどが災害復旧事業に該当しません。豪雨対応産地緊急支援事業や強い農業づくり交付金での対応になる。
・豪雨対応産地緊急支援事業では、1施設上限1000万円。きゅうりの選果機と予冷庫が被災。別の施設としての認定を。またライスセンターの再建を補助率4分の3に(強い農業づくり交付金) - 農協関係の施設復旧支援
・上記3の事業では対応できない農協と子会社の施設「本・支所6箇所」「給油所3箇所」「産直市」「加工場」「葬祭会館」「オズメッセ一帯のAコープ・オズグリーン・オズの湯・飲食施設3箇所など」を熊本地震で認められた「中小企業グループ施設等復旧整備事業(グループ補助金)」の創設を。 - 在庫品処分の支援等など。
・農薬の助成措置を。(水没で処分した農薬)
伺った要望について、対応してまいります。