16日午後、多度津町役場を地元隅岡美子町議と訪問。丸尾幸雄町長と観光(北前船日本遺産)、地方創生、離島振興などで意見交換しました。
多度津町は香川県中部の海沿いにあり、南は讃岐平野が広がり、北は瀬戸内海国立公園に面しています。面積は約24平方キロ、人口は約2万3476人。(2018年8月1日現在)
江戸時代から丸亀港とともに金毘羅参詣の上陸港の役割を担ってきました。また北海道や東北の産物を運ぶ北前船の寄港地としても大いににぎわいました。
大阪より赤間関を廻る北前船の中継地となり、北海道からの海産物と見返りの酒、衣料、雑貨の輸送にあたっていました。
北前船で讃岐三白の砂糖・棉・塩などを積み込み、西廻り航路を関門海峡を通り日本海に抜け、越前、佐渡、遠くは北海道まで廻船し、帰途は干鰯(ほしか)、肥料などを持ち帰ったそうです。
町長から北前船で財をなした7福人などの歴史を教えていただきました。さくら祭りや多度津港での花火大会の町のイベントや高見島、佐柳(さなぎ)島の離島振興で意見交換。
若手職員ワーキング「まねきねこ課」やタウンプロモーション事業など智恵を出しながら取組む町の活動も伺いました。今後の施策につなげてまいります。
【北前船】
北前船(きたまえぶね)とは、江戸時代から明治時代にかけて日本海海運で活躍した、主に買積みの北国廻船(かいせん)の名称。