4日午後、山口県下関市下関港海岸壇ノ浦地区、外浦地区を視察。公明党の 3人の下関市議(浦岡まさひろ・恵良健一郎・前東直樹)が同行。
国交省の産業港湾課魚住聡課長、九州地方整備局村岡猛副局長、戸谷洋子下関港湾事務所長、下関市港湾局 工藤健一局長らに案内いただきました。
下関市の南側、周防灘に面した下関港海岸は、台風襲来に伴う高潮によって家屋の浸水など住民や立地企業に大きな被害をもたらしてきました。
このため平成20年度より高潮防止の護岸の嵩上げ・前出し、胸壁などの整備を実施中。
最初に壇ノ浦地区(壇ノ浦~みもすそ川区間)の整備状況を視察。平成27年12月に部分供用を開始。同地区の愛称を募集し「壇ノ浦コースト」に決定。
外浦地区では、高潮対策として既存護岸を約2.5m嵩上げを実施。また関門医療センターの外観とデザインを統一し、空間の一体化を実現。
スロープや手すりの設置等、車イスでの利用に配慮。
また護岸前面に配置するブロックにおいて、生物が生息しやすいよう凸凹を設けるとともに、コンクリートに生物の成長を促すアミノ酸を混ぜた環境配慮型のブロックを使用。
他のブロックと比べ、海藻の高い繁殖が確認されているそうです。