5日、終日広島県福山市の福山港を視察。公明党の2人の県議(尾熊良一・石津正啓)、4人の福山市義(中安加代子・門田雅彦・生田政代・宮本宏樹)、大本千香子府中市議が同行。
国土交通省魚住産業港湾課長、中国地方整備局 喜安副局長、正岡事務所長らも参加。
福山港は、産業、物流拠点として広島県東部の産業・経済において中心的な役割を担う重要港湾として位置づけられています。
また港南部には鞆の浦(鞆地区)など歴史的景勝地があります。
本日は上田広島県東部建設事務所長の案内で鞆の浦の慨要を伺いました。
鞆の浦は福山駅から南へ14kmで、瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置する港まち。景勝地も多い観光地として有名。
鞆地区は潮の干満により潮流の逆転現象が起こる場所で、平安時代頃からの海上交通の拠点。日本で最初の海難裁判事故・いろは丸沈没事件(1867年)もこの地域で起こりました。近年以降は全国で初めて国立公園に指定。2017年には国の重要伝統的建築物群保存地区に選定されるとともに、2018年5月に日本遺産に認定されました。
灯台の役目を果たす「常夜燈」、防波堤の役目を果たす「波止」船の出入りを見張る「船番所」船付き場である「雁木」など近代港湾に必要とされた港湾施設が当時の姿で残っています。素晴しい景色に心癒されました。