三原市から島根県津和野町へ移動。総務省の補助事業「ケーブルテレビネットワーク光化促進事業」を活用して、既存のケーブルテレビネットワークのFTTH化(全て光ケーブル)を実施している島根県津和野町、鹿足郡事務組合を視察。地元の島根県益田市永見おしえ市議(副議長)が同席。長塩中国総合通信局長らも同行。(29日)

鹿足郡事務組合(サンネットにちはら)の内藤センター長、島田津和野町副町長らが説明、案内いただきました。

「サンネットにちはら」では、今年12月1日から開始される4k・8k放送の再放送を実施するため、津和野町全域を平成29年度から3期に分けて上記補助事業により、完全光ケーブル化(FTTH化)。

第1期工事は総事業費約7.2億円。平成29年度補助事業。旧日原町(1620世帯)。第2期工事は総事業費約5.6億円。平成30年は平成29年補正により旧津和野町(約700世帯)。第3期工事は総事業費約3.5億円。平成31年度補助事業(予定)旧津和野町の残りエリア(約1300世帯)。

【FTTHネットワーク活用イメージ(住民サービス)】

  1. 高齢者見守りと買い物支援事業
    ・高齢者見守り支援事業:テレビを活用した見守り、見守りコンシェルジェの配置・地域協力者との連携
    ・買い物支援事業:テレビ電話・電話・fax・スマートフォンを活用、人員体制(買い物・ピッキング・配送)、商店16店舗が協力(買い物カタログ)
      (津和野買い物支援センターが拠点)
    *本年11月1日からスタート(見守り支援5世帯、買い物支援20世帯)将来500世帯が目標。
  2. 地域活動(スポーツ大会、文化活動など)の生中継を4Kで。
  3. 防災対策への活用(自主放送での防災情報の発信)河川監視カメラ等の自主整備でリアルタイムに。

買い物支援センターを視察。買い物カタログや冷凍庫。コンシェルジェのメンバーとも懇談。
大変先駆的取り組みです。