丸亀市の社会福祉法人「萬象園」を訪問し、守家敬子理事長と懇談。(11日)

「萬象園」は昭和44年2月四国で初めて、全国でも3番目の精神障がい者の緊急救護施設として開設。創立の基本理念である心の障がい者の福祉向上と利用者の「安心・健康・快適」を原点に自立支援を行っています。また地域福祉の拠点として社会参加・地域交流を基本方針とし、個別支援計画を中心に、利用者それぞれの自己実現と自立を最重点に支援を提供されています。2007年以来訪問。前藤田理事長の後を娘さんの守家理事長が継がれています。

(2009年訪問ブログ)

香川県内の救護施設を視察・懇談(香川県高松市・丸亀市・坂出市)

早朝、高松駅前街頭演説からスタート。傘を差して、通勤客の方々に公明党の政策を訴える。中にじっと立ち止まって聞かれていた壮年の方が近寄って来られた。「参議院議員…

110名の利用者の皆さんが生きがいや楽しみなど実感できるように、クラブ活動・レクレーション活動、室内作業、園芸・野菜作り作業や丸亀城・緑道公園の緑化や清掃作業を行っています。特に花の栽培に力を注ぎ、市内の幼稚園・学校など花の贈呈を行い、地域の皆様からは「花の萬象園」と呼ばれています。

近年、生活困窮者自立支援法による就労準備支援事業(就農訓練事業)の実施など地域ニーズに応じたサービスを提供。丸亀市の委託事業として6~7名の就労準備支援事業を展開されています。

理事長から救護施設の今後の課題、就労準備支援事業の必要性と柔軟な運営など要望も伺いました。伺った課題や要望について今後検討してまいります。

【救護施設とは?】

救護施設とは昭和25年に制定された生活保護法に基づく保護施設。身体や精神に障害があり、経済的な問題も含めて日常をおくる事が困難な方が、健康で安心した生活をするための施設。全国に約185ヶ所、約17000人の様々な障がいを持つ人がともに生活を送っています。香川県では2ヶ所。愛媛県は3ヶ所。

守家理事長と