8日から10日まで3日間、全国から毎年千数百名の参加者が集まる障がい福祉フォーラム「アメニティーフォーラム23」が滋賀県大津市で開催されました。
昨年6月念願の障害者文化芸術活動推進法が成立。障害者文化芸術のイベント・展示も多数企画されています。
その中、同ホテルコンベンションホールにて3日間「アール・ブリュットジャポネⅡライブ展」が開催されました
2010年パリで開催された「アール・ブリュット ジャポネ展」では10ヶ月間で12万人が鑑賞。また「パリ東京文化タンデム2018」の一環として現在開催中の「アール・ブリュット ジャポネⅡ」展も再び大きな反響を呼んでいます。
今回は15名の作品の作家の紹介です。鑑賞しましたが、さらにパワーアップされた展示内容に感動しました。
アール・ブリュットとは
「アール・ブリュット(Art Brut)」とは、正規の美術教育を受けていない人々が伝統的な文化や社会の潮流に流されることなく、独自の発想と方法により制作した作品のことを指します。「アート(Art)」は「芸術」、「ブリュット(Brut)」は「磨かれていない」「(加工されていない)生のままの」という言葉を表すフランス語で、画家のジャン・デュビュッフェが1945年に考案した概念です。障害の有無に関わらず、多様な作家がいるアール・ブリュットという芸術分野は「表現することの可能性」や「人の果てしない創造の力」を圧倒的な力でまざまざと体感させてくれます。