多くの人命と日常を一瞬にして奪った東日本大震災から8年が経過しました。改めて亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、今なお避難生活を続けられている方々に心からお見舞いを申し上げます。

本日(3月11日)は政府主催の東日本大震災八周年追悼式が国立劇場で厳かに行われました。また全国各地でも犠牲者の追悼式が開かれました。私も追悼式に参列し、献花。哀悼の祈りを捧げさせていただきました。

未だ5万2千の人々が各地で避難生活を余儀なくされています。被災者一人ひとりの悩みは多様化しています。長期の避難生活で健康を害する人、孤立や心のケアが必要な人、風評被害に苦しむ人、生業の再生に挑む人・・・。政治には、よりきめ細やかなサポートが求められています。

被災地の復興を一段と加速するためにも、震災記憶の「風化」と原発事故による「風評」被害 いう復興を阻む“二つの風”と闘い続けねばなりません。

復興・創生期間の終了まで後2年。公明党は「復興の総仕上げ」との決意で、山積みする課題に挑戦すると共に、風化と風評被害の払拭という“二つの風”に闘い続けてまいります。そして最後の一人が「人間の復興」を果たすその日まで、被災者に寄り添い続けてまいります。