社会福祉法人ポム・ド・パンが運営する知的障害者支援施設 ウインドヒルへ。(16日)

法人の松原理事長・管理者の松原正子さんと障がい者福祉で懇談、意見交換。松原理事長は香川県の自閉症協会会長も兼務されています。

自閉症児・者をもつ保護者が中心となり平成7年「施設設立発起人会」設立後、平成15年法人化。翌平成16年12月に長年の悲願であった自閉症支援の専門施設”知的障害者更生施設ウインドヒル”が高松市三谷町の丘の上に完成。現在入所が50人(住居塔は1ユニット9人の個室)、ケアホーム「風見の家」に9人です。また就労継続支援B型事業所(10名)・生活介護も運営しています。B型ではうどんの箱作りで頑張る利用者。月額3万円と全国平均の2倍の工賃です。

4月2日の世界自閉症啓発デー、強度行動障がいの支援、親亡き後の地域生活拠点事業、報酬改定の影響、障がい者の文化芸術活動などで意見交換。あっという間に1時間30分が過ぎました。長男の松原隼也君と一緒の写真も最後に撮らせていただきました。
建設的なお話しを伺い、ありがとうございました。

【ポム・ド・パンについて】

フランス語で松ぼっくりの事。ウインドヒルの建つ丘には、時折、松ぼっくりが転がっている。松ぼっくりは、松の木の生命である種子が住んでいる家。ここで、大切にはぐくまれ、また、次の生命を生み出していく。
一年中緑の葉をつけ、砂地でも荒地でもしっかりと根をはり、大きく枝を広げている松。その生命をしっかりと包み込んでいる松ぼっくり。社会福祉法人「ポム・ド・パン」も強く・大きく・たくましく!そして、小さな一つひとつの生命をはぐくむ、そんな暖かな場所。