一般社団法人 希少糖普及協会 代表理事会長の近藤浩二先生(香川大学名誉教授)を訪問、(25日)
カロリーゼロ「健康と生活の役立つ」機能が数多く報告されている希少糖のチカラについて伺い、今後の展開をお聞きしました。

「希少糖」とは自然界には存在しているのですが、その量が非常に少ない糖の総称で、50 種類以上も存在して います。香川大学を中心に産官学連携事業として多くの研究機関が希少糖の性質や機能についての解明を進めてきました。食品、医薬、農業分野などへの幅広い利用が期待されています。

その希少糖の一つであり、現在、最も研究が進んでいる「プシコース」は、ノンカロリーで砂糖の約7割程度の甘味を持ち、“食後血糖上昇抑制作用”をヘルスクレームとする特定保健用食品に申請されている糖質素材です

また、新しく開発された“希少糖含有シロップ”「レアシュガースウィート」はぶどう糖、果糖、そしてプシコースなど の希少糖類を約 15%含んだ液糖ですが、軽度肥満者に対する体重減少効果も示され、カロリーを摂取しつつ無 理のないダイエットを目指せる新しいコンセプトの甘味料として期待されています。

これまで、和洋菓子、飲料、 調味料など等幅広く商品化され、約2000商品に展開。日本のみならず世界で注目されはじめています。

【近藤浩二会長 プロフィール】

一般社団法人希少糖普及協会 代表理事会長   株式会社レアスウィート 代表取締役社長 香川大学名誉教授 理学博士
---- 1965 年、京都大学大学院理学研究科入学後、1967 年、香川大学教 育学部助手に採用。1997 年には香川大学学長に就任。2003 年任期 満了で退職。
2006 年、合同会社希少糖生産技術研究所(現、株式会社希少糖生 産技術研究所) 設立、翌年代表社員に就任(2012 年代表取締役退 任)。
2010 年、株式会社レアスウィートを設立し、代表取締役就任。 2012 年、一般社団法人希少糖普及協会を設立し、代表理事就任。