米子市内にて開催された 令和元年 一般社団法人 山陰言語聴覚士協会総会に田口俊介境港市議と共に出席、挨拶をさせていただきました。(19日)
山陰言語聴覚士協会(竹内茂伸会長)は鳥取県・島根県の山陰地域の言語聴覚士の協会です。2014年、16年にも出席させていただいています。
言語聴覚士(げんごちょうかくし、英: Speech-Language-Hearing Therapist (ST))は、医療従事者(コ・メディカルスタッフ)の一員であり、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、視能訓練士(ORT)と共に、リハビリテーション専門職と称されるうちの一つです。
1997年言語聴覚士法が成立。国家資格となり1999年から国家試験がスタートしました。毎年1500名の方々が言語聴覚士となり、2015年には約2万5千人になっています。
言語聴覚士(ST)が対象とする主な障害は、ことばの障害(失語症や言語発達遅滞など)、きこえの障害(聴覚障害など)、声や発音の障害(音声障害や構音障害)、食べる機能の障害(摂食・嚥下障害)などがあります。これらの障害は、生まれながらの先天性から、病気や外傷による後天性のものがあり、小児から高齢者まで幅広く現れます。
言語聴覚士の役割は益々必要で大事になり活躍に場が広がっています。熊本地震の言語聴覚士の活躍の一端を話しました。
『言語聴覚士が避難所を回り、震災関連死を防ぐための活動です。「水が飲みづらくなっていませんか?」避難所で寝たきりになっている70歳代の女性に話しかけ、水を一口飲んでもらい、喉や舌の動きなどを確認しながら、誤嚥性肺炎にならないよう口腔ケアや舌の体操などの指導を行っていました。
阪神・淡路大震災で亡くなった震災関連死とされる約900人のうち、2割が肺炎で死亡し、誤嚥性肺炎がかなりの割合を占めたと言われています。「早期発見と予防が重要」との観点からも言語聴覚士の皆さんの役割は本当に大きいと実感しています。
また発達障害、失語症でのSTの支援が大事です。
開会前には、竹内会長、門脇理事(島根県言語聴覚士会長)、田村理事(鳥取県言語聴覚士会副会長)らから失語症向けの意思疎通支援者の養成の要望も伺いました。
また今夏参議院選挙 比例区の推薦をいただきました。重ねて御礼申し上げます。
本日の総会に伺った事等を今後の施策に繋げてまいります。皆様大変にありがとうございました。