「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の代表 志村真介氏が国会事務所に来訪。(5日)
志村さんは,コンサルティングファームフェロー等を経て1999年から「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の日本開催を主宰
1993年、日経新聞の囲み記事───「欧州で視覚障がい者が案内する「闇の中の対話」というイベントが流行っているという記事」───を見て、「これだ」と思ったことから、最初はひとり、まったく手探りの社会を変える挑戦が始まりました。
発案者ハイネッケに手紙を書き日本開催の承諾を得、仲間を募り、法律の壁を超えて、1999年に初開催。そして2009年からは東京・外苑前で常設化。その後も幾多の困難を乗り越え、ビジネスワークショップ、アテンドである視覚障がい者の成長、日本オリジナルの「暗闇の中の対話」を進めています。
何時間いても目が慣れることのない純度100%の暗闇。そこに、8人のグループで入っていきます。その中にはたくさんの仕掛けがあって、およそ90分、楽しく過ごすという、他に類を見ない空間です。
グループにはアテンドと呼ばれる暗闇のスペシャリストがつき、暗闇の中を案内してくれます。このアテンド、実は、視覚障がい者。彼らにとっては、暗闇は普段と同じ環境。視覚を奪われて戸惑う参加者を、楽しいだけではなく、たくさんの気づきへと導く存在です。
視覚障がい者の新しい雇用創出と、誰もが対等に対話できるソーシャルプラットフォームを提供。見えない体験「DIALOGUE IN THE DARK」から、聞こえない体験「DIALOGUE IN SILENCE」。歳を重ねる体験「DIALOGUE WITH TIME」を提供。
2020年夏からダイアログミュージアム「対話の森」を港区にて開設の予定です。
また企業とのコラボもされており、視覚障がい者が関わり、繊細な感性から生まれた特別な肌触りのタオルを愛媛県の今治タオル業者とタイアップし商品化する等。障がい者と共にエンターティメントを展開されています。
大変興味深くお話を伺いました。是非1度体験してみたいと思います。