8日、失語症のリハビリに携わっている NPO法人TBIリハビリテーションセンター 山本佐代子さんらが国会へ。失語症の現状・課題・要望について伺いました。茨城県取手市齋藤久代市議・阿部洋子市議が同席。
齋藤市議らから依頼されてた内容について、選挙後時間が取れ、失語症の現状など丁寧な説明を伺い、理解を深める事ができました。ありがとうございました。
要望の骨子は、「失語症は単なる音声言語障害ではなく、失語症に想定されている「身体障害者手帳」と「障害者年金等級」は不十分(音声言語障害は1級認定がない)と思われるので、検討を」との趣旨です。
伺った内容について、失語症当事者の方々(友の会)や支援者や厚労省などと連携して検討してまいります。
私が座長の公明党「高次脳機能障害等支援対策プロジェクトチーム」を2018年年末の立ち上げ、2019年に会合を持ちスタートしています。
「高次脳機能障害支援に全力!」党「高次脳機能障害等支援対策プロジェクトチーム」初会合(東京都)
公明党「高次脳機能障害等支援対策プロジェクトチーム」の初会合が29日衆院第2議員会館で開催。PTは、昨年末党内に設置し、座長が私で事務局長が熊野政士参院議員。事務局…
高次脳機能障害の支援についても同時に進めてまいります。
【失語症とは】
失語症(しつごしょう、aphasia)とは、高次脳機能障害の1種であり、主には脳出血、脳梗塞などの脳血管障害によって脳の言語機能の中枢(言語野)が損傷されることにより、獲得した言語機能(「聞く」「話す」といった音声に関わる機能、「読む」「書く」といった文字に関わる機能)が障害された状態である。
【高次脳機能障害とは】
高次脳機能障害(こうじのうきのうしょうがい)とは、交通事故や転倒により頭を強く打ったり、脳梗塞や脳出血などの脳血管障がいなど様々な原因により、脳の一部に損傷を受けた場合に起こる障がいをいいます。その症状も様々で、注意障害、記憶障害、失語識障害、失行識障害、見当識障害、社会的行動障害など様々で一人ひとり異なる為、なかなか理解も進まず、対応が難しいのが現状です。