故郷愛媛県八幡浜市 (有)昭和水産(宮本英之介社長)が四国で唯一創業する沖合底引き網漁船(中型トロール船)「第15・16海幸丸」の竣工披露宴が11日道の駅・みなとオアシス八幡浜みなっとで開催されました。

中型トロール船は一統2隻で一つの網を引く魚法。市内では最盛期の1948年頃には27統54隻あったが、現在は第15・16海幸丸のみ操業。89年完成の旧船が老朽化したことから、国の漁船リース事業や市の補助金を活用し、約10億円をかけ造船を進めていた。

新船は旧船と同じく各125トン。船体の基調色は群青に。自動操舵機能を搭載、操業の安全性も向上し、燃費向上などのコスト削減や水揚げ量の増加、魚価向上に取り組みます。今後9月1日の漁解禁に備えます。

15時から撒餅(さんぺい)式。大城市長の挨拶の後、鏡割り。そしてもちや菓子をまきます。大勢の市民・家族づれの方々が楽しみに参加され、祝いの儀式に集われていました。

今後、2隻の海幸丸が令和の時代、八幡浜の水産業の発展に寄与できるよう応援してまいります。