香川県坂出市綾市長らが18日国会事務所に来訪。坂出港が今後10年間に取り組むべき方向性を「坂出ニューポートプラン」として取りまとめ、その報告と実現に向けて要望に来訪されました。
坂出ニューポートプランは,坂出港の競争力を向上させ,利用しやすい港づくりを 推進するために,坂出市と四国地方整備局高松港湾・空港整備事務所が共同で,坂出港の課題や今後のあり方について検討し,今後10年間に取り組むべき方向性をとりまとめたものです。
坂出港は、香川県のほぼ中央に位置し、古くから瀬戸内海における海上交通の要衝として栄え、香川県の工業と坂出市の発展に大きく貢献するなど、四国北東部における流通拠点として重要な役割を果たしてきました。また、瀬戸大橋の開通や四国横断自動車道の延伸により、坂出港は基幹的な高速交通ネットワークと海上輸送が結ばれ、陸海の交通軸の結節点としても重要な役割を担っています。
一方で、近年、世界的な貨物船の大型化や、国内のトラックドライバー不足による陸上輸送貨物の海上輸送へのモーダルシフトの動き、四国内におけるクルーズ船寄港の急増、坂出港背後地における新たな企業の立地など、坂出港を取り巻く環境が大きく変化しています。
「坂出ニューポートプラン」の実現に向けて応援してまいります。