26日、三重県津市で開催される「日本てんかん協会・第46回全国大会三重大会」に公明党てんかん対策推進PTの座長として出席。会場の三重大学には全国から参加されています。
開会式の後、基調講演が17時過ぎまで続きました。途中鈴木三重県知事が挨拶。
講演終了後、懇親会・祝賀会が開催。来賓として挨拶。PTを設置した公明党の取組みを紹介しました。
「2016年5月てんかん対策推進PTを設置。3年間で18回以上、視察やてんかん協会・学会等の声を伺う。2017年管官房長官に「医療・福祉・教育・雇用・交通の各分野の提言」提出。また大口副大臣(当時)へ、てんかん新薬の承認への要望や予算の拡充を政府に働きかけました。結果地域診療拠点整備事業では13か所から令和元年17か所。令和2年度は25か所の予算要望(倍増)が出ています。等など」
懇親会では、全国の皆様と交流。愛媛県からも鶴井前会長や石井代表ら大勢参加されていました。ありがとうございました。
【てんかんとは】
てんかんは大脳の病気です。脳の神経が一時的に過剰に活動し、それが発作(意識障害・昏睡・けいれんなど)となってあらわれる病気です。
出産時の傷や交通事故によるものなどいろいろな原因がありますが多くの場合はよくわかりません。わが国では100万人の人々がてんかんに悩んでいます。いろいろな発作がありますが、命を失うことなどは、めったにありません。今では、薬によって8割の人は発作もとまり、ふつうの人とかわらない生活をしています。
【日本てんかん協会とは】
公益社団法人日本てんかん協会(別名:波の会)は、’73(昭48)に2つの病院の待合室でできた「小児てんかんの子どもをもつ親の会」と「てんかんの患者を守る会」が、’76(昭51)年10月に統合し、国際障害者年の’81(昭56)年に厚生大臣(当時)から許可され、社団法人になりました。
その後、2013(平成25)年4月に内閣総理大臣から認定を受けて、公益社団法人になりました。本協会は、てんかんに対する社会的理解の促進、てんかんに悩む人たちの社会援護活動、てんかん施策の充実をめざした調査研究や全国的な運動を展開しています。現在、全国に5500人の会員がおり、会員の多くはてんかんのある本人やその家族で構成されています。
また国際てんかん協会(IBE)の日本支部でもあり、全国47都道府県に支部を置き、各地の特色を活かしたさまざまな活動を行っています。
日本てんかん協会ホームページ → http://www.jea-net.jp/