東京五輪・パラリンピックに向け、肉や魚を食べない「ベジタリアン」や、さらに卵や乳製品なども食べない「ビーガン」と呼ばれる菜食主義の訪日外国人が安心して観光できるよう環境整備を進めるため、有志の与野党議員が「ベジタリアン/ヴィーガン関連制度推進のための議員連盟」(ベジ議連)を6日、発足しました。
発起人に公明党石田政調会長・前漆原衆議院議員ら。私も議連に入会し、出席。
議連の設立総会では、会長に就任した自民党の河村建夫元官房長官は「いよいよオリンピック・パラリンピックが近づいてきて、インバウンド4000万人の時代を迎えようとしている。関係団体の要望を聞きながら、関係省庁などと対応のあり方について考えていきたい」と話されました。
総会ではべジタリアン向けの弁当を試食。NPO法人や企業の代表らも出席し、環境整備に向けた意見を伺いました。
「日本はビーガンにとってバリアフリーではない」「菜食主義者向け料理の認証マークを作るべきだ」などの意見が出されました。
今後、菜食主義向け料理の認証マークの導入や菜食メニューに向けた公的支援のあり方など対応策も検討してまいります。