22日、離島である鹿児島県三島村大山辰夫村長が国会事務所へ来訪。

三島村の黒島で造った焼酎「みしま村」の状況と販売の要望を伺いました。

三島村は3島(竹島・硫黄島・黒島)からなる群島村で人口約392人です。高齢化率は35.8%。2012年公明党離島対策本部として三島村3島を視察して以来、ずっと様々な要望をお聞きしてきました。島外で造っている焼酎を島内で造りたいとの長年の声を公明党の竹谷議員を中心に財務省、内閣府などに働きかけ、焼酎特区として規制緩和により、公設公営で実現しました。

2019年5月より販売した「みしま村」は、村職員の杜氏、地域おこし協力隊員、従業員が中心となり焼酎造りを進め、3991本製品化。島内限定での卸と販売と直販を行っています。3年後には上限の10キロ㍑生産を目指しています。

都市部でのPR イベント等販売促進活動を行う際、購入依頼の声をいただいても、蔵からの本土の酒屋や飲食店に卸すことができないため、すぐに手に入らない等、消費者に不便を与えています。ついては、下記内容の規制緩和をお願いの要望です。

【要望】

  1. 特区外への卸並びに直売についての容認
  2. 焼酎蔵によるネット販売の容認

要望実現へ、財務省等に働きかけてまいります。

大山村長

三島村