参議院ODA調査第2班(有村治子団長)として1月5日から10日までの期間でブータン・タイを視察。

視察5日目。9日は午後からモンクット王工科大学ラカバン校(KMITL)を視察。

モンクット王工科大学工学部長(KOSEN―KMITL校長)、国立高等学校専門学校機構 栗原特命教授、加納教授らからKOSEN―KMITL事業の説明を伺った後、教室・実験室の視察。

(事業概要)

タイの工業化を支える工科系人材の育成の拠点となる教育・研究機関の整備(施設建設・機材供与)及び技術支援(カリキュラム作成、教員養成、研究・教育機能の強化等)を実施。タイにおいて2校の高専を設立・運営し、日本の高等専と同水準の高専教育を提供する。モンクット王工科大学ラカバン校(KMITL)では1期生24名がメカトロニクス学科が就業中。

(事業概要)

・タイ高専国内奨学金、本邦留学、・研修奨学金
・教育サービス、日本語教師の雇用など
(事業費)
円借款予定額 約94億円(総事業費約117億円)
(事業期間)
2020年3月締結予定。2019年4月~2032年3月

長年の日本の支援が、産業人材プロジェクト(円借款)としてさらに進展している状況が良く理解出来ました。