14日午後、徳島県鳴門市で障がい者の在宅就労に取り組むNPO法人JCIテレワーカーズネットワークを訪問。猪子理事長・事務局の村上晶一氏と災害弱者の環境整備、障がい者就労や在宅就労(テレワーク)について意見交換致しました。
在宅就労しか選択肢のない障がい者、難病など弱者の非雇用型テレワーカー創出の政策の推進を粘り強く取り組む猪子理事長。本日は、特に災害弱者の命を救う発泡スチロール製シェルター納品(2月7日納品式)の経緯を伺い、大変感銘を受けました。
猪子理事長は災害時に災害弱者が自助のみで命と生活を守ることができる環境を整えるためにシェルターの導入を決定。この地域は南海トラフ地震が発生した場合、津波が3m来る浸水地域でもあります。この発砲スチロール製シェルターは、静岡県の(株)小野田産業が開発。浮力・対衝撃性・耐震性を備えています。
全長3.3m、全幅3.2m、全高2.3m。大人12名がゆったり過ごせるスペースで最大15名まで収容可能。価格は250万円。納品式の様子が地元TVで放映され、公明党からも静岡市・徳島市・鳴門市の市議も出席。
猪子理事長とは2007年以来ずっと交流させていただいていますが崇高な志と熱い情熱、行動力にはいつも感動いたします。81歳を過ぎて尚、10年間の今後のプランを持たれ使命感を持ち活動されています。いつも元気を頂きます。
JCIの取組みが全国の先進事例として広がるよう務めてまいります。
【JCIテレワーカーズネットワーク】
JCIは平成11年創設。平成14年NPO法人に。
【取り組んでいる社会的課題】
「心身の障害、難病、高齢などのために、社会生活・職業生活の中で弱者の立場を強いられている人たち(チャレンジド)の社会的・経済的自立の実現」を目指しています。