香川県には過疎地域を有する市町は8団体あります。過疎地域を支援する交付金として「令和2年度過疎地域等自立活性化推進交付金の交付決定について」5月29日正式決定となりました。高松市の塩江地区(旧塩江町)ですので紹介します。

○過疎地域等集落ネットワーク圏形成支援事業

  • 団体名:高松市(香川県)「塩江地区集落ネットワーク」
  • 事業名:越境する文化、再生する宿場町-歴史と創造の町 塩江-
  • 交付決定額:1700万円

【背景・課題・活性化の方針等】
塩江地区は、高松市の南部に位置し、讃岐山脈の分水嶺をもって 徳島県に接する。
・高齢化率:46.92%、
・3つの連合自治会(1,255世帯2,468人)による集落ネットワーク圏
・公共施設等:小中学校、こども園、病院、コミュニティセンター 各1個所。
・廃校を活用してそこを拠点に交流・移住促進に取り組み、地域活 性化を図る。
また、県内外の外部識者を積極的に取り込み、関係人 口を増加させながら企画の内容を常に刷新していく。

【集落ネットワーク圏で取り組む内容(交流・移住促進対策)】
◆廃校を拠点とした地域の歴史の資源化 歴史資料のアーカイヴ化と塩江温泉鉄道 (ガソリンカー)関連企画により、地域の 魅力を発信し、交流人口の拡大に取り組む。
◆廃校を拠点とした現代サーカス創造拠点 整備 現代サーカスをはじめとした体験、文化 事業によって、地域の様々な主体同士の連 携を推進し、地域住民の地域外交流(国際 交流含む)を促進する。
◆交流拠点となる廃校に住民主体のカフェ などをオープンすることで、住民自身の手 によるコミュニティ再生を促進する。