20日、愛媛県今治市の瀬野汽船(株)瀬野洋一郎社長を訪問。地元谷口芳史市議が同席し、新型コロナの影響などで意見交換。
世界でも類を見ない海事産業(海運業・造船業・舶用工業)が集積する「海事都市」今治市。外航海運については、日本の外航船(外航商船隊)2,742隻の30%を占める830隻以上を市内の船主が保有していると言われています。
一方、圏域内の内航海運の船腹量は、国内の8%、海運王国愛媛の中でも63%のシェアを占めており、外航船舶の保有隻数や内航の船腹量からいっても日本一の座を誇ります。
瀬野汽船(株)は今治市内有数の海運会社。現在7万7千重量トンから10万トン級石炭船、ケープサイズ等約50隻を保有。またグループ企業に四国開発フェリーなどフェリー会社をもつ。瀬野社長は国の交通政策審議会海事分科会海事イノベーション部会の委員でもあります。
世界中の新型コロナ感染症の影響で、外港船の場合、物流・船員の交代等大変厳しい状況が続き、船主の持ち出しの出費が多くかかり、経営を圧迫している。国としての支援と造船も含め海事産業の支援を要望されました。今後の施策の反映してまいります。