31日午前、高松市内の香川県農業協同組合中央会(JA香川)を訪問。
港義弘代表理事会長と岡田孝治代表理事常務と新型コロナ禍の影響・要望等伺いました。
中でも公明党が強く推進した「経営継続補助金」(新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦境に陥る農林漁業者を対象に、販路回復・開拓など事業継続や感染拡大防止策に取り組む経費の一部を最大150万円補助する:第2次補正予算で200億円)について、現場から691件の申請が上がっており、大変喜ばれている声などお聞きしました。

【影響】

(営農関係)
・7月予定の外国人実習生の受け入れが厳しいものの、特定就労制度により帰国する予定だった人が帰れず、日本に残っており労働力不足には至っていない。
(生産資材体制)
・中国で製造している農機部品等で一部納入遅れがある。(3月時点より、今は改善している)
(販売・流通関係)
・イベント自粛に伴う花卉の消費低迷
・外食ウエイトの高い品目の販売不振(たまねぎ、パセリなど)
・インバウンド、輸出関連の消費低迷
・牛肉の価格暴落
(その他)
・葬祭業における法要料理、お届け弁当等のキャンセル。

【経営継続補助金の申請状況と要望】

・経営計画の作成取組みについてJAがサポートし、691件申請。
今後、採択,交付決定。今後第2次募集を進める予定。
大変使いやすい補助金で現場では喜びの声が上がっている。財源の確保を要望されました。

【高収益作物次期作支援交付金】

新型コロナの影響による需要の減少により市場価格が低迷するなど影響を受けた野菜・花卉・果樹・茶等の高収益作物について、次期作に前向きに取り組む生産者を支援する交付金。また施設園芸用の単価を新たに設定。
・種苗等の資材購入や機械レンタル等の支援。(定額支援:10a当たり5万円)
・新たな品種や新技術導入など(10a当たり2万円×取組数)など。
*現在生産者に周知中、多くの申請が提出されるようPRしていく。

伺った要望等今後の政策に反映してまいります。