瀬戸内海に浮かぶ 香川県 小豆島。17日高松港からフェリーで土庄港へ。33回目の訪問となります。小豆島町の松本篤町長と懇談。地元柴田初子町議が同席。
小豆島町は、日本におけるオリーブ発祥の地として、また、壷井栄の小説を基にした映画「二十四の瞳」の舞台として全国的に知られています。
小豆島町の産業は、400年の伝統をもつ醤油製造をはじめ、特産の醤油を生かし戦後始まった佃煮製造、醤油とおなじく400年の伝統をもつ手延べ素麺などの食品工業が中心です。
また、大坂城築城の際、石垣として使用されたことでも有名な花こう岩が生産されており、古くから「石の島」として知られています。人口1万3705人。(2020年6月現在)
新型コロナ対策について、小豆島町の取組み等伺い、意見交換。
町独自の支援として、生活資金の支援は、「障がいのある児童、ひとり親家庭の児童、児童手当児童に夫々2万円。妊婦への臨時特別給付金10万円。高校2年・3年生に1人3万円。大学生修学支援金1人10万円など」。妊婦への支援は香川県で一番最初に取り組んだそうです。
事業者支援は「飲食店応援給付金(最大20万円)、観光業応援給付金(最大30万円)、個人事業者持続化給付金(10万円)など」。全て地方創生臨時交付金(約4.4億円)を活用。交付金は災害用エアコン設置などにも対応されています。
要望の1つは。地域医療の中央病院の支援。新型コロナ感染症対策として病床4床と別に20床確保。収益が大きく減る状態について、医療機関への国の直接支援。
2つは地域公共交通であるバス路線支援。観光客の減少や高校通学利用の減少による赤字路線への支援策。
GIGAスクール、過疎債のソフト事業の拡充、離島振興交付金なども話題に。伺った内容など今後の施策に活かしてまいります。